べビ肌

背中ニキビの特徴と原因と改善方法

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はな子
先生…みてくださいよこれ…
美神先生
なに突然脱いで…わ!背中にニキビいっぱいできてるじゃない!
はな子
背中なんて見る機会がないから、全然気づかなかったんです〜〜どうしよう〜!!
美神先生
背中って体の中でも皮脂が多く分泌されているから、ニキビができやすい部位でもあるのよ。
しかも気づきにくくて治りにくくて、悪化しやすいの。
はな子
こんなんじゃお嫁にいけない…。
美神先生
大げさねえ。
まあ、背中のニキビは気づいたらすぐにケアをしていったほうがいいわ。今回は「背中ニキビ」について詳しく説明していきましょう。




背中ニキビの特徴

顔にできるニキビは、できてもすぐに気付くことができます。

でも背中は、わざわざ鏡に映してみるなどしない限り見ることが少なく、背中にできたニキビは発見が遅れてしまいがちです。

背中ニキビ治りにくく悪化もしやすいので、その間に炎症を起こしてしまう場合もあります。

美神先生
汗をかきやすい背中のニキビには「マラセチア菌」という湿気や皮脂を好むカビの一種”“が関与しているの。
はな子
カビ〜〜〜〜!!!特に汗のかきやすい夏場は汗対策が必要だ……。

(※1)~(※4)

背中ニキビができる原因

背中ニキビができる原因は、顔などのニキビができる原因とあまり変わりはありません。

ですがそれに付け加え、衣類や寝具などの摩擦などの影響も背中のニキビには関わってきます。

(ニキビができる原因については「ニキビができるまでの流れ・原因・対策・ニキビ跡のお手入れ方法について」で詳しく紹介しています。)

【背中ニキビができる主な原因】
①ホルモンバランスの乱れ
②過剰な皮脂分泌
③外部からの刺激や摩擦
④シャンプーリンスなどのすすぎ残し

①ホルモンバランスの乱れ

ニキビができる主な原因でもある「ホルモンバランスの乱れ」。ホルモンバランスは日常生活における様々な面から影響が出ています。

睡眠不足、栄養の偏り、ストレスなどがホルモンバランスを乱す原因になっています。

ストレスなどでホルモンバランスが乱れると、女性でも男性ホルモンの分泌が増えてしまいます。そうすると皮脂が過剰に出て、ニキビができやすい状態となってしまいます。

また、月経時期になると女性ホルモンもバランスを崩します。

女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。

エストロゲンは、皮脂の分泌を抑えたり、バリア機能を強化したりして肌を美しく保ってくれています。反対にプロゲステロンは皮脂の分泌を促します。

月経前にはエストロゲンの分泌が減り、プロゲステロンが増えます。女性が月経前にニキビができやすかったり、肌荒れを起こしやすいのはそのためです。

②過剰な皮脂分泌

過剰な皮脂分泌は、時期的なものもありますが生まれつき皮脂腺が大きい人などは皮脂の分泌が過剰な傾向にあります。

中でも背中は身体の中でも皮脂腺が多く、皮脂が出やすい部位です。

顔のニキビと同じように過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まることでニキビを作り出してしまいます

③外部からの刺激や摩擦

背中にできるニキビは、衣類などの刺激も原因となります。

レースがついた衣類など、滑らかな素材でないものが肌に直接当たることで刺激になりニキビを作り出してしまう原因にもなります。

他にも汗なども刺激になります。汗をよく吸う肌触りの良い下着を身に付けるようにしましょう。

④シャンプーやリンスなどのすすぎ残し

シャンプーやリンス、トリートメントなどの油分はニキビを引き起こしやすくします。

そのため、きれいに洗い流されずに残ったシャンプーなどは毛穴をふさぎ、ニキビを作り出す原因になってしまいます。

もちろんボディシャンプーの洗い残しもニキビの原因になります。

界面活性剤を多く含んだボディシャンプーが肌に残ると刺激となってしまいます。

(※3)(※5)(※6)

背中ニキビの改善方法

背中ニキビを改善するには、顔にできたニキビのケアと同じように、肌を清潔に保ち適度な保湿を心がけることが大切になってきます。

毎日の入浴や食生活、着るものなどを少し改善していくだけで、背中ニキビのケアにつながります。

固形石けん+綿タオルを使う


入浴中の身体の洗浄には、固形石けん綿タオルを使うようにしましょう。

ニキビができた時は、ナイロンタオルやボディブラシ、ボディシャンプーなどを使っている場合は使用をやめましょう。

ナイロンなどの硬いタオルで洗い続けると、肌への刺激になるほか、黒ずみの原因にもなってしまいます。

また、ボディシャンプーは界面活性剤を多く使用しており肌への刺激となるほか、洗い上がりのしっとり感を出すために油分が配合されています。

これが洗い上がりに残って油膜を張ってしまうため、ニキビができている状態には悪影響です。ニキビを悪化させる原因にもなってしまいます。

ですから、余計な成分の入っていない「固形石けん」と肌に優しい「綿タオル」がオススメです。

また、「手で洗うだけ」という人もいますが、それでは角質が充分に取れないため、毛穴の詰まりをとることができません。

ニキビのできやすいデコルテや背中だけでも、綿タオルなどで洗浄をすると良いでしょう。

美神先生
背中ニキビに悩んでいる人はしっかりこすって洗ってしまいがちだけどそれはNGよ。
はな子
え!?脂や汚れを落とそうとしてるんですけど…ダメなんですか?
美神先生
皮膚を清潔に保つことはニキビ予防には大切なことだけど、擦りすぎは顔のニキビと同じでダメよ。ニキビの刺激になるしシミもできてしまうわ。
はな子
シミ…!麺タオルで優しく撫でるようにします。

(※5)(※7)(※8)(※9)

ピーリング石鹸+ビタミンC誘導体配合の化粧品

背中にできたニキビの場合、ピーリングが有効的です。背中の角質は分厚いので、ピーリングを週2〜3回ほど行っても問題ないでしょう。

ただし肌に異常が出た場合は、使用するのをやめましょう。

とは言っても、背中は自分ではピーリングをすることができないので、オススメは「ピーリング石鹸」を用いることです。

こちらも毎日の使用は控えた方が良いですが、週2〜3回、ピーリング石鹸を使って余分な角質を取り除いていくと効果的です。

また、軽度のニキビなら「ビタミンC誘導体」が配合された化粧水や美容液を背中に塗るようにしましょう。ビタミンC誘導体には美白効果やコラーゲンの生成を助けるなどのほか、若干ですが皮脂を抑制する作用があり、ニキビ用化粧品にはよく使われています。

油分の少ないビタミン誘導体の化粧水、もしくは美容液を気になるところにつけるようにしましょう。

(※5)(※9)

肌への刺激が少ない綿素材の服を

背中と胸のニキビは、実は”汗と皮脂の刺激で悪化”しています。

夏場は特に汗をかきやすく、吸収性のない服を着用していると服の中で蒸れてしまい、ニキビを生成してしまいます。さらにもともとあるニキビを悪化させて炎症を招いてしまいます。

ですから衣類にも気を配ると良いですね。特に背中や胸に直接触れる衣類などは、綿素材のように吸湿性がよく、肌触りが良いものを選ぶようにしましょう。

チクチクするようなニットなどは、肌への刺激が強くニキビを増やす恐れもあります。インナー素材だけでも綿素材のようなものを着るようにしていきましょう。

また、他にもブラジャーなどの下着にも気を遣っていきましょう。肩ひもやアンダーにレースなどの装飾品がないシンプルなものをつけるのも良いでしょう。

(※5)(※8)(※10)(※11)

ニキビを元から絶つには漢方薬がオススメ

顔のニキビと同様に、背中のニキビも根本的に治すには「漢方薬」がオススメです。

背中ニキビにオススメの漢方薬は主にこの二種類です。

【十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)】

皮膚病が化膿ししている人や化膿しやすい人にオススメ。

大きく化膿したニキビが、痛みを伴っている場合、化膿をおさえ、赤みやかゆみを取ってくれます。他にもアレルギー体質の人や化膿しやすい体質、虫刺されなどのあとがなかなか消えない人に。

なお、便秘をしている人が飲むとかえってニキビを悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。

【柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)】

小さなニキビが背中全体に出るタイプにオススメ。

ニキビの炎症を鎮めたり免疫力を高めたりして、ニキビのできにくい肌質に改善していきます。

このタイプの人は、冷たいものや甘いものの取りすぎに注意しましょう。

他にも、背中のニキビと同様に顔のニキビにも効果のある漢方薬を「大人ニキビ」でも詳しく紹介しています。

食生活を改める

毎日間食をしていませんか?

甘いものや脂っこいものばかりを食べていませんか?

背中のニキビができる人は、食生活を改善するだけでも効果が見えてきます。

【食生活のポイント】
動物性脂肪の多いものを食べ過ぎない(乳製品、卵、肉、魚・・・etc)
・白米を玄米に変えてみる
緑黄色野菜を食べる
・外食ばかりの生活は避ける
・嗜好品(しこうひん)は控えめに
・皮脂の分泌を整える→ビタミンA
・新陳代謝を正常に保つ→ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC
美神先生
外食をなるべくせず、バランスのいい食事を取るだけで肌の調子は変わるわ。家で調理したものを食べるようにするといいわね。

(※5)(※10)(※12)

毎日最低6時間の睡眠を

毎日しっかり寝ていますか?

睡眠不足はお肌の一番の大敵です。

睡眠時間が足りていないと”ホルモンバランスの乱れ”を引き起こしてしまいます。

そうなると免疫力が低下し、ニキビができやすく、さらに悪化しやすくなってしまいます。

ニキビを予防、そして改善するためにも毎日最低6時間の睡眠が必要になってきます。

食事などももちろん大切ですが、肌に何よりも大切なのは「睡眠時間」なのです。

日々の生活の中で、忙しくても一番睡眠を優先していくように心がけましょう。

大切なのは”予防”をすること

背中ニキビを予防をするためには毎日の気配りが重要なのです。特別なことをする必要はありません。大切なのは基本的なことなのです。

ただ、背中のニキビは気づきにくく、治りにくいものです。

あまりに治りが遅く、ニキビも悪化してひどいようなら専門医による診断を受けるのも一つの手です。専門家による治療は早く改善をすることができます。

美神先生
背中ニキビができやすい時は、ボディクリームの使用も控えたほうがいいわね。
はな子
余分な油分がニキビの原因になっちゃいますもんね。
美神先生
そして質のいい睡眠やバランスの良い食事をとるよにね。料理をするように心がけなさい。
はな子
先生料理下手じゃありませんでしたっけ?そんなんじゃモテませんよ〜
美神先生
うるさいわね
【参考文献】
(※1)朝田康夫監修「最新改訂版 美容の医学 美容皮膚科学事典」 中央書院 2016年
(※2)田上八朗著「スキンケアの科学」南山堂 2015年
(※5)吉木伸子著「素肌美人になるための スキンケア美容医学事典」池田書店 2015年
(※7)日本化粧品検定2級・3級対策テキスト(日本化粧品検定協会)
(※8)吉木伸子・岡部美代治・小田真規子監修「素肌美人になれる 正しいスキンケア事典」高橋書店 2011年
(※9)吉木伸子著「一生ものの素肌をつくる 正しいエイジングケア事典」高橋書店 2012年

【参考URL】
(※3)http://www.ssp.co.jp/hythiol/troublenavi/acne/
(※4)http://www.k-hifuka.or.jp/file/181.html
(※6)https://www.chocola.com/nikibi/symptom01/#a01
(※10)https://books.google.co.jp/books?id=gXWZAwAAQBAJ&pg=PA202&dq
(※11)https://books.google.co.jp/books?id=09AzDgAAQBAJ&pg=PA54&dq=
(※12)http://www.otsuka.co.jp/health_illness/nikibi/


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