べビ肌

脂性肌の原因6つ!男性ホルモンと皮脂の関係とは?

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はな子
先生おはようございます!(テッカーーーー)
美神先生
おはよう。……顔テッカテカね…。
はな子
皮脂がすごいんですよね。化粧崩れやすいし。夏はこれだから嫌です。
美神先生
はなちゃんは季節によって肌質が変わりやすいもんね。今は「脂性肌」ってところかしら。
はな子
「脂性肌」って、一体どんな状態なんですか?
美神先生
じゃあ今回は、顔のテカリが気になってしまう「脂性肌」について詳しく紹介していくわ!




本当に脂性肌?10秒肌タイプ診断

「脂性肌だと思ってたけど頬は乾燥している」
「乾燥するけど日中Tゾーンのテカリが気になる」
「私は乾燥肌なの?脂性肌なの?」

など、自分の肌のタイプがあまりわからない方も多いのでは?

肌タイプは、皮脂量と水分量のバランスにより、「普通肌」「乾燥肌」「脂性肌」「混合肌」の4種類を基本としています。

美神先生
脂性肌について知っていく前に、まずは簡単な診断で自分の肌タイプを確認してみましょ!

肌タイプチェック

①皮脂が多く、Tゾーンがテカリやすい。

YES→②へ
NO→③へ

②Uゾーンなどの部分的な乾燥がみられる

YES→Aタイプ
NO→Bタイプ

③Uゾーンが乾燥している

YES→Cタイプ
NO→Dタイプ

肌タイプ診断結果

Aタイプの人は…混合肌

皮脂量は多いが、部分的な乾燥も見られる肌。

Bタイプの人は…脂性肌

皮脂量・水分量が多く、顔が皮脂で脂っぽい肌。

美神先生
Bタイプの人はぜひこの記事を読み進めていってほしいわ。
Cタイプの人は…乾燥肌

水分が少なく肌が乾燥している状態。悪化すると敏感肌になる。

Dタイプの人は…普通肌

皮脂量は普通から少なめで水分量が多く、バランスのとれた肌。
(※1)(※2)(※3)

脂性肌とは?皮脂とホルモンの関係

上の診断で「脂性肌」になった方。

・顔全体が脂っぽい。
・ニキビや吹き出物ができやすい。
・毛穴が粗く、大きく開いていて目立ちやすい。

などの悩みを抱えている方は多くないでしょうか?

脂性肌」とは「皮脂分泌量が過剰な肌」のことを言います。オイリースキンや、オイリー肌などとも呼ばれ、水分や皮脂も多くベタつきがちな肌状態です。

思春期から20代前半、または男性に多く見られ、うるおいはありますが、ニキビや吹き出物、毛穴詰まり、毛穴の開きなど、過剰な皮脂が原因の肌トラブルを起こしやすい傾向にあります。
(※4)(※5)

脂性肌は男性ホルモンが大きく関係

皮脂の分泌が過剰なことで起こる脂性肌。

これは皮脂を分泌する皮脂腺の機能が「男性ホルモン」によって高められることにより引き起こります。

健康な人には通常、男女共に男性ホルモンと女性ホルモンの2つが存在しています。

男性ホルモン皮脂腺の機能を活発化させる効果、そして女性ホルモンには皮脂分泌を抑制する効果があります。

美神先生
男性に脂性肌が多くみられるのは、「男性ホルモン」が影響しているからよ。

この男性ホルモンが、生活の乱れや食生活の乱れなど、様々な原因でホルモンが増えることにより、皮脂腺の機能が活性化され皮脂の分泌が過剰になっているのです。

これはもちろん女性でも起こっています。上記の原因や、無理なダイエットやストレスなどで女性ホルモンの分泌が減ると、反対に体内の男性ホルモンの分泌が多くなります。

思春期になると、男女共に皮脂分泌量が多くなり、ニキビができやすくなる時期があります。これは思春期特有のホルモンバランスの影響により、男性ホルモンが増えるためです。

男性ホルモンによる皮脂の分泌量は、思春期から増大していき、女性では10~20代、そして男性は30~40歳にピークを迎え、この時期は脂性肌が多く見られがちです。

美神先生
女性は30代頃から徐々に減り始めるけど、男性は50代以降も皮脂量が多い傾向にあるわ。

(※2)(※6)(※7)(※8)

脂性肌の原因①洗顔のしすぎ

皮脂がきになるから落とそうと、1日のうちに何度も洗顔をしようとする人がいます。

しかし、洗顔を何度も行えばその分、皮膚は失われた皮脂膜を補おうと働くのです。

皮脂は、皮膚の表面に膜を貼って皮膚をコーティングし、守る役割を持っています。その膜が皮脂膜です。

美神先生
皮脂膜は、空気中の雑菌や汚れから、私たちの肌を守ってくれているのよ。

通常、洗顔で皮脂を取り除くことによって、皮脂腺は失った皮脂膜を生成するために、皮脂分泌を盛んにします。

皮脂腺には皮脂膜を感じ取るセンサーがあるため、2時間ほど経つと皮脂膜が形成されるのでまた皮脂分泌にブレーキがかかり緩やかになってきます。

しかし、皮脂膜を余分な皮脂だと自分で勝手に認識し、1日のうちに何度も洗顔を繰り返すことにより、皮脂腺は肌を乾燥させまいと、せっせと皮脂膜を作るために皮脂を分泌しようと頑張ります。

絶えず皮脂分泌が盛んになっている皮脂腺は、それが続くことにより次第に皮脂腺は鍛えられ、さらに活発に働くようになってしまいます。

はな子
筋トレで鍛えられた筋肉と一緒だ…!!!

活発に働くようになった皮脂腺は、通常よりも多くの皮脂を分泌し、結果皮脂がきになるからと洗顔をしすぎることで、余計に自分の肌を脂性肌へと導いてしまうことに。

それ以外に、引き起こされるかもしれないのがインナードライ肌。洗顔のし過ぎで水分を失った肌内部。しかし過剰に分泌される皮脂…。

外側は油膜が張っているのに、肌の内側は水分がカラカラになった状態のインナードライ肌を引き起こしてしまう原因になる場合も。

皮脂の分泌は盛んなため、一見脂性肌と勘違いしがちですが、肌内部は水分が不足し乾燥しているため、残りの水分を守るために作られた皮脂膜。

これを勘違い洗顔によって繰り返すことで、皮脂は過剰に分泌され内側の水分は不足していく、決していい肌状態とは言えないことに…。

こう言った肌トラブルを避けるためにも、洗顔は1日朝夕の2回までにとどめるようにしましょう。

(※7)(※13)

脂性肌の原因②遺伝

自分の家系に脂性肌の人はいらっしゃいいませんか?実は、脂性肌は「遺伝」でも受け継いでしまうものなんです。

生まれつき皮脂の分泌が人より多い、というよりも、生まれつき皮脂腺の発育が良い肌質という方が正しいでしょう。

皮脂腺は思春期ごろから、男性ホルモンの影響により発育します。この時どれほど発育するかが、遺伝的なもので個人差が出てくるのです。

生まれつき男性ホルモンが多めの人は、思春期の皮脂腺の発育により男性ホルモンによって活発化し皮脂腺が大きくなり、その結果皮脂の分泌量も大きくなってしまいます。

生まれつき男性ホルモンが多い

皮脂腺が大きく発育

皮脂分泌量が多く

脂性肌に

このように、男性ホルモンの多さは遺伝によって決まるもので、生まれ持った体質はある程度は受け入れるほかありません。

しかし、その後のケアができるかによって、その後は大きく変わってきます。まずはきちんとオイルコントロールをするようなケアを心がけましょう。

はな子
生まれつき「背が高い・低い」「髪が硬い・柔らかい」と同じように、皮脂腺にも大きい・小さいがあるんですね。
美神先生
そういうことね。遺伝っていうのは目に見えないところでも受け継がれているのね。

(※7)(※9)

脂性肌の原因③食生活の乱れ

食生活の乱れは過剰な皮脂分泌につながります。

普段の食生活で、脂っこい食べ物、肉類、インスタント食品、お菓子など取り過ぎていませんか?

糖質の取り過ぎや脂っこい食べ物の取り過ぎは、皮脂の栄養となりやすく、食べすぎることで皮脂の分泌も増加してしまいます。

脂肪分や糖分を摂取すると、肌を健やかに保つためのビタミンB群が代謝のために大量に消費されてしまいます。

ビタミンB群は肌の新陳代謝を活発にし、肌にハリや弾力なども与えてくれるため、体内にビタミンB群が不足していると、皮脂のコントロールがうまくいかず、脂性肌へと傾きがちになってしまいます。

また、欧米食に多く含まれている動物性脂肪酸は、飽和脂肪酸という成分が多く、コレステロールの量をあげてしまいます。

コレステロールは、皮脂膜を構成する成分の一つのため、過剰な摂取は皮脂分泌を促してしまいます。

美神先生
動物性脂肪が多く含まれている乳酸品の脂肪、肉類の脂肪、バター、ラード油など、取り過ぎないよに注意ね。

(※5)(※6)(※8)(※10)(※11)

脂性肌の原因④生活の乱れ

普段の生活の中でも、脂性肌の原因となるものがあります。

それは、睡眠不足・ストレス・無理なダイエット・不規則な生活など…、普段の生活の中で体の負担になっているもの、それらは全て体内のホルモンバランスを乱す原因となります。

美神先生
中でも特に生活面に置いて一番大事なのは睡眠よ!
夜更かしせずに毎日ちゃんと睡眠時間を確保してる?
はな子
昨日はテレビに夢中になっちゃって気付けば夜中の3時過ぎ…起きたのは7時過ぎ…。

ホルモンバランスは女性ホルモンや男性ホルモンに関わらず、全てにおいて体内時計の影響を受けています。だいたい同じ時間に就寝し、同じ時間に起床することで体内時計のリズムができていきます。

睡眠をおろそかにしては、体内時計が崩れホルモンバランスを乱す原因に。

睡眠不足、美肌にとって最も大敵となるものです。最低でも一日6時間の睡眠時間を確保するようにしましょう。

では、1日のうちに睡眠時間を6時間確保すれば、昼夜逆転してしまっても良いのか?

答えはNoです。

人の脳は、太陽の光を目で受けることで、体内時計をリセットさせています。太陽の光をきちんと浴びないと、人間の体内時計は正常に作動しないのです。

はな子
つまり、太陽の動くと合わせて生活しないと、体内時計は狂って、ホルモン分泌も狂ってしまうわけですね。
美神先生
そういうこと。

睡眠時間に限らず、生活の負担によりホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンが増え、皮脂を過剰に分泌してしまうことにつながります。

生活面で負担となっているものは全て改善していくことで、ホルモンバランスが整い、男性ホルモンも正常になり、皮脂分泌も正常にコントロールされることでしょう。

(※7)(※9)(※12)

脂性肌の原因⑤ホルモンバランスの乱れ

女性は、月経前、または妊娠中になると「黄体ホルモン」が分泌されます。

黄体ホルモンは月経前、排卵と同時に分泌が始まり、月経が始まる頃には分泌は弱まります。

この黄体ホルモン。男性ホルモンと似たような働きをするため、皮脂分泌を高める作用を果たしているのです。

この黄体ホルモンは、肌を不安定にする原因となってしまいます。

女性の多くが月経前にニキビができやすかったり皮脂が出やすかったりするのは黄体ホルモンの影響で皮脂が増えている傾向にあるからです。

また、この黄体ホルモンは睡眠不足、またはストレスが強かったりするなど、普段の生活が不規則であると、その影響はより強く現れてしまいます。

体質的にはある程度は仕方ない部分もありますが、日頃から規則的な生活をするように心がけましょう。

はな子
じゃあ、元々の体質もあるかもしれないけど、月経中の症状がひどい場合は、もしかしたら規則正しい生活をすれば緩和されるかも…!?
美神先生
そう!だから普段から睡眠時間をとって、ストレスを溜めない規則的な生活をしていれば、黄体ホルモンが分泌されても多少は緩和されるはずよ。

また、思春期の間も同じようにホルモンバランスの発達により影響を与えます。

上にも書いた通り、思春期になると男女共に男性ホルモンが増えるため、皮脂分泌が過剰になります。

この時期は「思春期ニキビ」と呼ばれるニキビが、Tゾーンや顔全体などに多く見られ、人によっては、毛穴が目立つようになったり毛深くなったりする場合もあります。

(※6)(※7)

脂性肌の原因⑥季節によるもの

肌の状態は誰でも1年を通してずっと同じという訳ではありません。

肌表面の皮脂量は季節によって、大きく変動し、夏と冬では肌質が変わったり、気温の上昇や低下とともに、季節ごとに肌質が変わる場合もあります。

実際に、低温・低湿の冬と比べれば、高温・高湿の夏の方が、皮脂腺の多い場所は皮脂量は約2倍近く増える人もいます。

4~5月に気温の上昇とともに皮脂分泌が増え、6~7月は、気温・湿度に伴って皮脂分泌量もさらに盛んになります。

はな子
夏と冬で2倍もの差が…。そういえば夏に乾燥することってないもんなあ…。

冬に比べ夏には皮脂腺の働きが活発になっているので、洗顔で古い角質を取り除くようにスキンケアにも十分気を使うようにしましょう。

(※7)(※12)

脂性肌の改善方法

過剰な皮脂が原因の脂性肌。改善のためにできることは、

・洗顔のしすぎで皮脂を過剰にとりすぎないこと
・脂性肌でも保湿をすること

間違った洗顔方法は逆に皮脂をもっと増やしてしまうことになります。

そして脂性肌だから、と化粧水のみのスキンケアで十分な保湿がされていなければ、同様に油分を補うために皮脂腺は活発に働いてしまいます。

脂性肌でも油分の少ない美容液などを使ってしっかり保湿をするように心がけましょう。

他にも毎日の生活習慣の見直しなども脂性肌の改善に繋がっていきます。

また、生まれつきだと仕方ないと思ってしまいがちですが、何もしなければ良くなることはありません。

毎日のスキンケアや生活習慣を改めて、今よりも悪化することを防ぐように心がけましょう。

はな子
皮脂が多いと、化粧崩れやすいし顔中テカるし、どうにか改善していきたいですよね…。
美神先生
そうね。ちなみに改善方法は「脂性肌を改善する5つの方法」で詳しく説明しているから、是非見て試してみて欲しいわ。
はな子
でもでも、Tゾーンのテカリがきになる脂性肌ですけど、見方を変えれば肌がツルツルに見えたり…!?
美神先生
見えないからさっさと化粧直して来なさいな。
はな子
辛辣…
【参考文献】
(※1)滝川エステティック学院 滝川エステティック技術開発研究所監修「エステティック用語辞典 改訂版」ザ・ビューレック社 2008年
(※2)日本美容皮膚科学会監修 宮地良樹 松永佳世子・古川福実・宇津木龍一「美容皮膚科学 改訂2版」南山堂 2009年
(※3)與儀春江著「ナチュラル美肌のエキスパートを目指す! 手作りコスメ、だから美肌になる!」BMBジャパン 2013年
(※4)安田利顕著「美容のヒフ科学 改訂9版」南山堂 2012年
(※5)一般社団法人 日本化粧品検定協会監修 小西さやか著「コスメコンシェルジュを目指そう 日本化粧品検定2級・3級対策テキスト コスメの教科書 第2版」主婦の友社 2016年
(※6)朝田康夫監修「最新改訂版 美容の医学 美容皮膚科学事典」 中央書院 2016年
(※7)吉木伸子著「素肌美人になるための スキンケア美容医学事典」池田書店 2015年
(※8)宮澤三雄編著「コスメティックサイエンス 化粧品の世界を知る」共立出版 2015年
(※9)吉木伸子・岡部美代治・小田真規子監修「素肌美人になれる 正しいスキンケア事典」高橋書店 2011年
(※10)最新版 肌美人になる スキンケアの基本 悩み解消パーフェクトBOOK: 素肌美人になる!
(※11)吉木伸子著「一生ものの素肌をつくる 正しいエイジングケア事典」高橋書店 2012年
(※12)長谷川由美著「1回で受かる!アロマテラピー検定1級・2級テキスト&問題集」成美堂出版 2013年

【参考リンク】
(※13)2015_卒論ポスター kakimoto.pdf


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