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ビタミンC誘導体の効果とは?ニキビや美白、エイジングケアにも

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この記事を書いた美容ライター

園田あゆ

2017年5月に化粧品検定1級を取得。本や雑誌の編集制作会社にて約5年勤務し、現在はフリーライターとして活動中。

はな子
見てください!先生!シミが…!!ニキビが…!!!
美神先生
あら、本当!はなちゃん日焼け対策や生活態度を見直さなくちゃ〜。
はな子
最近はついつい遊びすぎちゃって……。なんとかしてください〜!
美神先生
大丈夫よ。どちらの悩みも「ビタミンC誘導体」でケアしましょ!
はな子
でた!困った時はビタミンC誘導体!でもシミもニキビも治すビタミンC誘導体って、一体どんな効果が…??
美神先生
じゃあ今日は、ビタミンC誘導体の効果や種類、特徴などビタミンC誘導体について詳しく紹介していくわ。
これを知っておくと化粧品を選ぶ時に本当に便利だから覚えておいて!

ビタミンC誘導体とは?

近年では、ビタミンC誘導体という言葉を聞く機会も増えてきました。これはビタミンCとは似て非なるものでもあるのですが、実際にはどんな成分か知らずに化粧品を使っているという人も多いのではないでしょうか。

ビタミンC誘導体はその名からも分かる通りビタミンCを加工して作られたもので、皮膚への浸透性などが格段に向上しているので、化粧品にも有効成分として配合されます。

ビタミンCを改良したもの

ビタミンCは、科学名を「アスコルビン酸」と言います。ビタミンCは食品などにも豊富に含まれている成分で、水に溶ける性質があるのが特徴です。

抗酸化作用が高く、ガンなどの予防にも役立つので、積極的に取り入れている人も多いと思います。また美容の面でも美白作用などがあるため注目されている成分です。

ただ、ビタミンCは安定しにくく、食事の際には水で洗うなどすると溶けやすいため気をつけなければなりません。また、水溶性の性質があることで壊れやすいので、化粧品への配合もしにくいのが難点です。

こうした事態に各企業が努力を重ねた結果、「ビタミンC誘導体」が生まれました。これはビタミンCを改良して壊れにくい性質にし、さらに肌に浸透しにくかったビタミンCの特性まで改良したものです。

ビタミンC誘導体はその効果も注目されており、今では多数の化粧品に配合されるまでになりました。

大別すると3タイプある

化粧品などにビタミンC誘導体として配合される成分には、実は大きく分けて3つの種類があります。それは水に溶ける水溶性と油に溶ける脂溶性、またその両方の特性を持つものです。

水溶性のビタミンC誘導体は肌に入るとその効果が持続しやすく、またビタミンCと比べて浸透しやすくなります。また、熱や酸素にも強くなるのも大きなポイントです。

脂溶性ビタミンC誘導体も水溶性のものとさほど変わりませんが、油分の多い美白化粧品などに配合しやすいので、美白作用がより高まります。

また、両方の性質を持つビタミンC誘導体は水溶性と脂溶性のいいとこ取りができるので、片方の性質を持つものよりもさらに効果的なスキンケアが可能です。

ビタミンC誘導体に期待できる7つの効果

はな子
ビタミンC誘導体って、美容効果があるからいろんな化粧品に配合される人気な成分ですよねえ。
美神先生
そうね。でもそうはいっても、効果をわかって使っていないと意味ないわ。
はな子
ビタミンCの保つ効果が詳しく知りたいです!

1.皮脂分泌を抑制する

ビタミンC誘導体は、過剰な皮脂の分泌を抑えることができます。そのため、油分の多いオイリー肌の人や、ニキビができやすい人におすすめです。また、このような肌質の人が多いとされる男性にも有効なものとされています。

肌にある皮脂は適度な量であれば肌を潤してくれるのですが、一度過剰に分泌されてしまうと酸化の原因にもなるなど厄介なものです。過剰な皮脂分泌を抑えることで、適度な潤いのあるすっきりとした肌に仕上がります。

2.美白作用がある

ビタミンC誘導体には、シミの元となるメラニンの生成を抑える働きがあります。そのため、日焼け後のアフターケアに使う化粧品にも配合される場合が多いのです。

紫外線を受けると体は肌ダメージを軽減するためにメラニンを生成しようとします。しかし、これが肌表面に沈着するとシミやそばかすになって見た目を老けさせるのです。

また、メラニンの生成を抑制してシミを「防ぐ」こともできますが、できてしまったメラニンを薄くする働きもあるので肌トラブルの「改善」にも役立ちます。

はな子
そっか〜。美白作用もあるんですね!
美神先生
そうよ〜!だからできたてのシミにオススメなの!

3.ニキビや炎症を抑える

ビタミンC誘導体は、高い抗酸化作用を持つ成分です。そのため、紫外線やストレスなどで体内に増える活性酸素を除去することができます。

活性酸素は様々な要因で増えてしまうものではありますが、量が多くなるとニキビや炎症などの肌トラブルにつながる可能性があるので、未然に防ぐことが大切です。

ビタミンC誘導体が配合された化粧品を使うことで、赤くなってしまったニキビ跡も薄くすることができるので、肌悩みを持つ女性の強い味方とも言えます。

4.エイジングケアに役立つ

年齢とともに、だんだん顔のシワやたるみが気になりだしてくるという人もいるでしょう。しかし一方で、年齢を感じさせないほど美しい人もいます。ということは、適切なケアをすれば肌を若々しく保つことは可能なのです。

そして肌の老化を防ぐ目的でもビタミンC誘導体は役立ちます。活性酸素をケアすることで様々な要因で起こる肌老化を抑えることができるのです。

そのためビタミンC誘導体はエイジングケア化粧品にも多く配合されています。年齢肌を感じ始めたら、使ってみるといいでしょう。

5.肌のたるみを予防する

年齢を重ねるとともに、肌の潤い成分であるコラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどは減少します。そのため適切なケアをしないと肌は乾燥しやすくなり、それによって敏感になってしまうこともあるのです。

ビタミンC誘導体には肌のコラーゲンを増やす働きがあることがわかっています。そのため、毎日スキンケアに利用していけば肌の潤いを取り戻すことも十分可能なのです。

肌の乾燥が気になり始めても「年齢によるものだから仕方ない」と諦めず、化粧品でしっかりケアしていきましょう。

はな子
先生って、全然肌に年齢を感じさせないけど、エイジングケアやたるみ予防ってことは秘密はビタミンC誘導体にあったのか…。
美神先生
ちょっと!どういう意味!?

6.毛穴を引き締める

いつの間にか鼻がブツブツして、いわゆる「イチゴ鼻」になっている人もいるのではないでしょうか。このような毛穴の開きは、多くの場合皮脂の過剰分泌によって起こります。

皮脂が多くても何もケアをしなければ、時間が経つとともに酸化するでしょう。そのままさらに放置すると雑菌が酸化した皮脂を分解して肌を刺激します。その結果、毛穴が開いてしまうために肌のブツブツが目立つようになるのです。

ビタミンC誘導体は肌を引き締める作用があるため、毛穴の開きを抑制します。そして、毛穴レスの若々しい肌へと導いてくれるのです。

7.肌のキメを整える

美肌の人は「きめが細かい」と言いますよね。きめ細やかな素肌というのは美しいものです。しかし、肌が乾燥すると水分が不足し、肌のキメが荒くなります。そうなると肌も美しく見えないので、見た目年齢がぐっと上がってしまうのです。

ビタミンC誘導体は、元となる「ビタミンC」の性質を受け継いでいるので、もちろん保湿作用もあります。肌をしっかり潤すことでキメも整えることができ、それによって肌をきれいに仕上げることが可能です。

既述のようにコラーゲンの生成も補助してくれるので肌に潤いを保つことができます。

はな子
ビタミンC誘導体って、女性の幅広い年代の悩みに効果的なんですね!
美神先生
そうなの!だからビタミンC誘導体ってオススメしやすい成分なのよ。困ったらとりあえずビタミンC誘導体!みたいな。
はな子
適当だな〜。

ビタミンC誘導体の種類と特徴

ビタミンC誘導体は肌トラブルに悩む女性にとって救世主ともなる成分ですが、そのままの名称で化粧品に記載されているわけではありません。

というのもビタミンC誘導体には様々な種類があるので、専門的な名前で化粧品の原料に加えられていることもあるのです。

ビタミンC誘導体は種類にすると7つありますが、それぞれ性質が少しずつ異なります。

アスコルビン酸硫酸ナトリウム

「アスコルビン酸」はビタミンCのことですから、この名称に近しいものが含まれていればビタミンC誘導体であると反応できるようにしておきましょう。

アスコルビン酸硫酸ナトリウムは水溶性のビタミンC誘導体のことです。光や熱、酸素などによって壊れにくいため、安定しています。そのため肌にのせてもしっかりとその成分を届けることができるのです。

リン酸アスコルビルマグネシウム

ビタミンC誘導体の中でも美白作用に優れているのが水溶性のこの成分です。

肌でメラニン色素の還元をすることができるので、できてしまったシミを薄くするのに役立ちます。そのため美白化粧品に配合されることが多いようです。知っておくと商品選びに役立つので、頭に入れておきましょう。

また、この成分は、肌に入るとその作用が持続しやすいのも大きなメリットです。

アスコルビルグルコシド

これも水溶性のビタミンC誘導体です。

持続しやすく安定しやすいのはもちろん、シミの元となるメラニンのケアやコラーゲンの生成を補助することができます。

そのため美白け商品や保湿ケア商品などのスキンケア商品にも配合されることが多いのが特徴です。

パルミチン酸アスコルビル

アスコルビン酸(ビタミンC)とパルミチン酸をエステル化させて作ったもので、脂溶性ビタミンC誘導体です。

肌に浸透しやすく、また抗酸化作用が高いのでスキンケアに適しています。美白化粧品などに多く配合される成分です。

パルミチン酸アスコルビルは油分などが酸素によって酸化してしまうのを防ぐことができるので、酸化防止剤として配合されることもあります。

ステアリン酸アスコルビル

基本的な作用としては、パルミチン酸アスコルビルとさほど変わりません。

美白作用が高く、メラニン色素の還元に役立つのでシミケア化粧品や美白化粧品などに多く配合される成分です。

テトラヘキシルデカン酸アスコルビル

脂溶性のビタミンC誘導体で、皮膚に馴染みやすく吸収されやすいという特徴があります。脂溶性で油成分に溶けやすいため、油分の多い化粧品に配合されることが多いです。

また、コラーゲンの生成を促進したり、皮脂などが酸化するのを抑えたりする働きがあります。

さらにコラーゲンの分解酵素を抑制する働きもあるので、肌の潤いを保つことが可能です。メラニンの生成を抑える働きもあるので美白効果も期待できます。

パルミチン酸アスコルビル酸3Na

脂溶性の性質を加えた水溶性のビタミンC誘導体で、水とも油とも馴染みやすい特性があります。

そのためどんな形状の化粧品にも合わせやすい優れものです。この性質はメーカーとしても消費者としても利点が大きいでしょう。

肌への浸透力が高く、また美白作用も高いのが大きなメリットです。一方でコラーゲンの合成を助けたりコラーゲンに加わるダメージを防ぐ働きもありますし、もちろんビタミンCの特性である抗酸化作用も持ち合わせています。

ビタミンC誘導体配合化粧品の効果的な使い方

はな子
ビタミンC誘導体は種類も多くて効果的だから、配合されている化粧品も多いですよね。
美神先生
そうね!美容効果も高くスキンケアには是非取り入れてほしいわ!
はな子
でも、どうせ使うなら効果的に使いたいです。より効果的な使い方とかあるんですか?
美神先生
お。いい心がけね。じゃあビタミンC誘導体配合化粧品の効果的な使い方を紹介するわ。

角質を除去してから使う

ビタミンC誘導体は肌に浸透しやすく改良されたものではありますが、それでも肌に古い角質が残っていると成分が十分に肌に入り込むことができません。

そのため、まずは化粧品を使う前にピーリング剤で肌の古い角質を落とすことが大切です。すっきりときれいになった肌ならばビタミンCもより浸透しやすくなるのでその作用も高まります。

イオン導入器を組み合わせる

ビタミンC誘導体を配合する際には、イオン導入器を組み合わせるのがおすすめです。

イオン導入器を使うとビタミンC誘導体を普通に浸透させた時より20倍にも浸透率をあげることができ、効率的なスキンケアが可能となります。

ビタミンE配合の化粧品と一緒に使う

ビタミンCと相性がいいのがビタミンEです。

これらはどちらも高い抗酸化作用があるので、ビタミンEとビタミンC誘導体が一緒に配合された化粧品を選ぶか、ビタミンEが配合された化粧品とビタミンC配合化粧品を一緒に使うといいでしょう。

はな子
早速今日から使ってみようかな。「ビタミンC誘導体」配合の化粧品!
美神先生
いいじゃない。美白だけじゃなくて保湿ケアもできるものね。
はな子
でもどんなものを選んだらいいんだろう?
美神先生
自分の気になったものでいいのよ。
はな子
わかりました!探してみます!明日顔が真っ白でも驚かないでくださいね?
美神先生
美白って、そういうことじゃないのよ?はなちゃん……。

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